野バラ咲く道

平凡な日常を書いてゆきます




「森は生きている」を読む :: 2020/02/23(Sun)

町の公民館で「森は生きている」を見つけ読んでみました


この本を読みたかったのは毎年庭で最初に花が咲くスノードロップが劇中の
マツユキソウが同じ花だとは知っていましたが、詳しい話を知りたかったからです

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ロシアの詩人の「サムイル・ ヤーコビィッチ・マルシャーク」の戯曲「12月」を
訳者湯浅芳子氏が「森は生きている」として本に書き表したそうです
今でも劇が上演されているそうです

内容はみなしごの娘が意地悪な育てのおばさんの言いつけで
クリスマス近い森の中にマツユキソウを探しに行く話です
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それはわがままなこの国の女王が冬だというのにかごいっぱいのマツユキソウが欲しい
届けたものには褒美を使わすというお触れを国中に出したからです
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このお触れを見て育ての親はこの少女にぜひ花を摘んでくるよう命令し森に行かせます
凍えそうになりながら森に出かけた少女はそこで12の月の精霊たちが焚火を囲んでいる場に出会います

精霊たちに夜森にきた訳を話すと精霊たちは4月の若者の精霊に花を出してくれるよう頼みます
4月の若者の精霊が声を張り上げ牧笛を吹くとあっという間に春
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籠いっぱいの花を摘んで戻るとおばさんは喜んで城に届けたのでした
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その後まだ話は続きますが・・・・

1月から12月の精霊が大晦日の晩に集まる話はスラブの古い民間伝承だそうですが
愛情深く育てられたマルシャークは子供のころからプーシキンのおとぎ話を聞いて育ったようで
末の弟もロシアの児童文学に不朽の足跡を残したそうです

厳しい寒さのロシアでも春の訪れは大きな喜びです
女王がマツユキソウでなくバラを所望したらちょっと興ざめ
やはり雪の中から春が来たと告げるスノードロップが適任だったと思います

立春も過ぎたのにまた雪 スノードロップもまた雪の下になりました
すぐ解けます
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